「秋晴れ、菊の花、お彼岸の季節になりました」

秋のお彼岸になりました。あんなに暑かった夏も過ぎ涼しい秋晴れの日々がやって来ました。
お彼岸には墓参りのためにお寺に行く人も多いと思います。私も行こうと思っています。

お寺といえば私の祖父は兵庫県の曹洞宗の正林寺の住職でした。
遠い昔の記憶です。正林寺は白壁の塀に囲まれ高台にありました。見上げると石段の上に質素な山門がありました。後ろに緑の山があり遠方から見るとそれは美しい小さなお寺でした。

田舎のお寺には少しばかりの田が寺領として付随しています。住職一家の一年間のお米を作るためにあるのです。
野菜は檀家の人がいつも持ってきてくれます。味噌、醤油も檀