今朝、殿が「久しぶりに川柳に載っている」という。
???、「どうしん川柳」欄を見たら、あった。
「幕が開く前に芝居が終わってた」
なるほど、うん、これはいい。
私の兄の作品。
姉はもういない。兄と私が残ったものの、何年も
会っていない。
この川柳を見て、ああ無事で暮らしているんだな?
と思うことにします。
私の母は、長年俳句と書道をしていた。
亡くなる寸前まで、頭の中はしっかりしていたっけ。
その血を継いだのは兄だったか。
それに引き換え、私はというと、自分の思っている
ことを言葉に表すことを良しとしない。
ただ、黙々と手先を動かすのみ。