レッスンの幸せ

私の二胡を振り返る。

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「You子さん、お待たせしました。こんばんは」
「You子さん、今日はここまでにしましょう」

昨年の10月から習い始めた新しい二胡の先生は、下の名
前で呼んでくださる。初めてのときは少し驚いたけど、
慣れれば何だか甘やかされているような心地のよさ。

易しい中国の曲をきれいに演奏したいというのが私の
希望で、1小節1小節を細かく丁寧に手ほどきしてもらえ
るのが嬉しい。生徒の力量を見極めて、無理な要求は
無し。ストレスフリーだ。

そして、いちばんの幸せは、教室の場所が歩いて10分
という近さだっ