デジタル化とハンコ

 ハンコは時代遅れ、なくせというような意見が勢いついているようだが。

が、ハンコにも二通りあるように思える。
一つは、たとえば会社など組織における決済印。
認めるという意味の意思表示としてのハンコ

もう一つは見たよという意味の、いわゆる回覧印。
そこにハンコがなければ、あの人、読んだのだろうか
知っているだろうかという組織の中での意思疎通の
フォローにもなる。

会社などにおけるデジタル化が進み、通達などは
電子メールで来ることになる。メールを見落とし、
新しい処理を知らずにことを進めてしまった場合
「通達、見ているよね?」
ということになる。そして