121、「いのちの車窓から」(星野源著)は現実は現実的に乗り越えていくこと

「いのちの車窓から」 星野源著 (株)KADOKAWA
2017年3月30日発行
ー星野源の名前は知っていた。確か、「そして生活は続く」、「働く男」は以前読んだような気がするが。でも、この「いのちの車窓から」を読んで、現代の若者の心を掴んだ若者たちの共感できる人物と思わせる魅力を感じた。
ー怒りを吐き出す行為というのは、だからなるべく楽しく面白く吐き出すことが必要である。
 音楽、そしてライブにおいての広さや距離というものは、会場のサイズで測られるものではなく、演奏している音楽家と、聴いているお客さんの心の距離の近さによって測られるのだ。
「人間は死んだ