2020・10・16 ミュージカル「生きる」

黒沢明の映画に、たびたび出演していた
志村喬さんが主演を務めた「生きる」
東宝創立20周年記念として作られた
この映画は1952年に公開され
国内外で、高い評価を得ている。

死期が近いことを知った、初老の男性が
生きる意味を、自分自身に問い直し
住民が望んでいた公園を作り上げる。
そんなストーリなのだが
事なかれ主義の役人根性や
やくざとの癒着などが盛り込まれ
何より、生きる意味を観客に問う
そんな哲学的な映画だった(と思う)
志村さんが、出来上がった公園で
雪降る中、ブランコに揺られながら歌う
「ゴンドラの歌」の場面が、印象的だった。

この作品が、