連載:武蔵野の情景

DAY4-24 アポ電が架かってきた

前日にお神様あてに、S宅配会社の者だといい、名前を確認された後、「明日宅急便を持っていきますが、在宅ですか?」といわれ「はい」と答えた後に、「どちらから送られてきたのでしょうか」とお神様が尋ねたら、先方の答えは、「記載がぐちゃぐちゃではっきり読めない」とのこと。
おかしいと感じ、私が電話を替わった。
状況を聞いてから、私が「もしもし」というと、男の声にかわって先方は少々驚いたのか、「話が違うじゃないか」と別人と話している様子。
仲間がいるのかもしれないと思い、なおも「もしもし」を続けたが、先方が電話を切ってしまった。
その夜、これは今はやりのアポ電だなと