嫌われ柿と目白たち

樹木は思いの丈、右に左に天空へと、伸びて行きたがるものだが、、
樹木が大嫌いな人間は、それを許さない。
好き!と言うものと、嫌い、と言うものがいれば?
どちらが尊重されるのかといえば、、
なぜか、嫌い!が大切にされる。
そのような人間のサガに、無力な一個人は従わざるをえない。

定めし悔しいであろう、つらいであろう、とおもいつつ、毎年枝を無惨に切ってしまう。
二階に住む住人の目に止まらないように切るのである。
従って、極めて無様な姿になってしまう。

それでも、毎年、律儀に実を生らせる。
その柿の実を採取しては皮を剥いて食用にしていたのだが、、
今年はや