桐生の民話

「桐生の民話」に載っている
桐生市相生町5丁目の路地裏にある「乳仏観音」(ちぼとけかんのん)
 別名「乳房観音」へ
像は山角形の塔に彫りだされた観世音菩薩で未敷蓮華を手にしています。
この未敷蓮華がたいへん大きく、また胸の前にあることから「乳房」と見誤られ、
伝承を生んだものと思われています。
造立の明和九年(1,772)は悪いこと続きであったため、庶民は年号をもじって
「メイワクの年」と呼んだという。その年に建立された仏とはたいへん興味深い。
*郷土研究家である清水義男著「黒幣の天狗」より
以下の説明抜粋を載せました。
『貧しき故に生まれたばかりの赤ん