あかぎれ

久しぶりに手と足にあかぎれが出来ている。痛い。足は歩き難い。手は爪の周りが痛い。

子供の頃にあかぎれに黒い軟膏があった。貝に入っていた軟骨だった。結構固い軟膏であかぎれにつけてカーボン紙でその周りを包む。そこに熱いコテを当てると固い軟膏が溶けてあかぎれ全体を覆って痛みは軽減してあかぎれが治るという仕組みだった。熱いコテが当たると気持良くて優しかった。

もう50年以上も前のストーリーだが記憶は今も新鮮。白黒の思い出にはなり難い。貧乏暮らしをしていた。今もそれ程は変わらないが何とかやっているのかなっと思っている。あかぎれと霜焼けには苦労したので印象深い。