連載:心理学

樋口恵子「ヨタヘロ期」とわたしの心理学的観点

健康寿命(男性:72、女性:75)を「ヨタへロ期」という。
それは、外出できるがヨタヨタ、そして息切れしてヘロヘロの頃。
さてその時期をどう生活するか。

評論家としての社会的観点から意見を述べている。
そしてわたしは個人に焦点を当てた心理学的な見方を書いてみよう。

>私がそれを意識するようになったのは、体全体に違和感を持ち始めた80歳の頃から。一人で歩けるのですが、外出すると〝ヨタヘロ〟するようになりました。階段は手すりがあれば、上ったり下りたりできますが、和式のトイレは使えません。
>そんな経験から、高齢者も出歩きやすい街づくりとして、商店街や駅に