高槻市内ハイキング(その4:野見神社)

旧高槻城の北側に野見神社がある。その由緒によると次の変遷をしたと思われる。
平安時代中期の宇多天皇の時代(887年 - 897年)に、この地方に疫病がはやり、神託により牛頭天王(ごずてんのう、須佐之男命)を祀ったところ、疫病が治まったので、社殿を造営したという。江戸時代までは「牛頭天王社」と称していた。
10世紀末に高槻城が築城され、城内守護として崇敬されたが、16世紀、高山右近が高槻城主となったとき、右近はキリスト教を信仰していたため、高槻城内にあった社殿を破壊し社領を没収した。右近が秀吉の命により移封後、1619年(元和5年)、高槻城主松平紀伊守が社