そのコンビニに行っているうちに、その店長は糖尿病を患っておられると知る。
自分が透析患者であることを告げる。
最近なんか元気ないねと言われた去年の年末、実は12月17日に妻を亡くしたんだと告げる。
それ以来行くたびに、もう落ち着いた?体大丈夫?
気をつけてお帰りなさいと声をかけてくれる。
良かったら、俺の住んでるマンションに来なよ。
気兼ねする相手はいねーからよ。
彼はポケットから、スマホを取り出したので、僕は携帯番号を言った。
お名前は?
とりいです。神社の鳥居です。
家に帰ってリビングで充電していたスマホの
着信履歴を確かめ、電話帳に