大原美術館。

「わしの眼は、10年先が見える。」大原孫三郎の生涯。
久しぶりに 城山三郎の著書を読み返しました。

 大原孫三郎は、倉敷の大地主の家に生まれ、学生時代は放蕩生活。そして、故郷に呼び戻され、家を継ぐ。
 地方都市、倉敷で倉敷紡績を経営すると言うより、生涯の友を作り大切にする。社員女工の生活改善を考える。地域社会への貢献、日本への貢献を考えて行動した生き様を描いている。
 明治、大正時代に地方に住んでいながら、孤児院の経営を助け、目を付けた若い人や絵描きを海外に勉強に行かせた。大都市では無いが、倉敷市は独特な魅力を持った都市として知名度が高い。大原美術館も