市場のヒステリー

月末の最終営業日には波乱が起こる。前月には米国の素人投資家集団「ロビンフッター」達が巨大ヘッジファンドを打ち負かし巨額の損失を表面化させたことで市場が不安定化、株価の大幅下落を招いた。詳細は前々回の日記「株式相場はいよいよ調整局面へ」に記載されている。月末は機関投資家のポジション調整とも重なり、相場は変動し易いと言える。

2月の営業最終日(昨日)は日経平均が1,202円急落、下げ幅としては4年振りの大きさになった。原因は前日の米国市場で長期金利が急上昇、驚いた投資家が売りを急ぎダウ、ナスダック共大幅下落したことにある。前日までダウは史上最高値を付けるな