ぼろ屋敷 3畳一間で 寝起きし
水は夜露 食は乞う日々
春来たか 軒に咲く花 藁葺き家の
十二檜扇の 素晴らしさ
寂しいと 爺婆涙す 歩けた日の
足ある日を 夢は駆け巡る
夢に見た ラベンダー畑 空を行く
鳥が鳴き 花は歌う
海の果て 海竜が吠える 月を目指し
旅ゆく気か 一番星も危うし
人魚の 涙集めて 身を浄め
プロポーズとは 夢の