「繪本 平家物語」に魅せられて・・・2021年3月1日

――天才日本画家 安野光雅の傑作――

一週間ほど前に、いまは遠くなった「街道をゆく」と題して一文を載せました。
その「街道をゆく」の挿画を担当した『安野光雅』に触れ、そのご逝去を悼みました。

『安野光雅氏』は1926年(大正15年)、島根県津和野町の旅館を営む家に生まれました。
戦後小学校の教員をする傍ら、玉川学園出版部で本の装幀、イラストなどを手がけたとのことです。

35歳のとき教師を辞して絵描きとして自立する。1968年(昭和43年)、42歳の時に刊行された最初の絵本『ふしぎなえ』(福音館書店)で絵本作家としてのデビューを果たすことになります。