昨日の日記で浜辺に降りたことを書いた。
浜に立つと足元には小石がいっぱいあった。
その中の小さなものをいくつか拾ってバッグに入れた。
帰って数えたら17個あった。
海は激しく波立つ日がある。
護岸のコンクリートが波に打たれて割れて、大きな波に巻かれて丸くなった。そんな小石が足元の浜にいっぱい。
小さくて印象的なのに手が伸びて選ぶ。
あれは大学の3年の春だったけれど。企業を訪問して試験の後に面接に進み合格の通知を受け取った。
この世に両親のもとに生まれて、学校に通い友だちを選んだ日を想う。その後に恋に落ちて一緒に住み始めた事も重ねる。
ずっ