小さな声

今日も空の色が変。まだ黄砂が居座っているのだ。
こう云う時こそ雨でも降ってくれれば有難いのに。

それで昼食は自宅でカップ麺。懐かしいカップヌードルだ。
味は昔と変わっていないようだが、見た目は変わらないのにカップが紙製になっていた。

私の目の前に座る、見た目が昔とは大変わりしたルンバが突然叫ぶ。
「このバカ娘が悪いんだぁ」と。

視線の先はテレビのサスペンスドラマ。

昔はウッフンしながら小さな声で「はい」としか云わなかったのに、今はテレビに向かって怒鳴る。
私に向かってではないのだけれど、それでもビクッと反応する。


結婚式の時、彼女に「角隠しな