鍋山古墳の桜

第175回山耀会「能登遠征」
3日12:21分、千里浜から石動山へ移動中、中能登町で桜が盛り上がっていたので立ち寄りました。水白(みじろ)鍋山古墳(中能登町水白)。帆立貝式古墳で後円部51mの円丘墳頂部で組合式石棺、銅鏡や直刀、玉類が出土。
5世紀前半の築造とみられ、石棺の中から四神鏡、鉄鉾、刀子、鉄斧なども出土発見された。石棺は墳頂中心より約4m南に寄っていたので、もう一つの埋葬施設があるのではと推測されている。昭和55年の再調査では、新たにガラス小玉27,滑石製臼玉57が出土。墳丘斜面は葺石で覆われ、墳頂と段築面には円筒埴輪を廻らしていた。明治39年