管理人をしているマンションの古新聞を回収に来る人＝ゴミ収集の人は40代前半くらいの感じが良いお兄いさんである。

「○○さん（その兄さんの名前）結婚しているの？」
「はい。」

「どんな嫁さんなの？」
「はい。とっても可愛いです。」

「子どもさんは？」
「はい。それがまだなんです」

「そうなの」
（「手伝ってあげようか」と言うのは我慢した。）
「はい。」

と、私がうるさく話しかけても、「はい」と返事をして、ちゃんと相手をしながら、家庭用の体重計を使って古新聞の重さを5.3キロ＋3.6キロ＋5.2キロ…と口に出して暗算をするのである。

なので