シャクヤクが咲きました。
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」、これは美人を形容する言葉ですが、元々は生薬の用い方をたとえたものです。
北海道立衛生研究所薬草園 林隆章先生の話によりますと、
「立てば芍薬」の”立てば”はイライラとし気のたっている女性を意味し、芍薬により改善されます。
芍薬の根を使うのですが、痛みを取ったり、筋肉のこわばりを取ったりします。
「座れば牡丹」の”座れば”はペタンと座ってばかりいるような女性を意味し、それは「お血(おけつ)」(お=やまいだれ+於)が原因となっていることもあります。
「お血」とは、漢方で症状
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