京都奥嵯峨 祇王寺の青もみじ

祇王寺は、竹林と楓に囲まれたつつましやかな草庵で、「平家物語」にも登場し、平清盛の寵愛(ちょうあい)を受けた白拍子の祇王が清盛の心変わりにより都を追われるように去り、母と妹とともに出家、入寺した悲恋の尼寺として知られております。
同寺は大覚寺塔頭で真言宗の尼寺で、法然上人の門弟良鎮(りょうちん)が創建、往生院の跡と伝えられ、のちに祇王寺と呼ばれるようになりました。
平清盛を中心とした二人の女性の哀れな物語です。祇王寺は小さな本堂、仏間には本尊の他、祇王、祇女、刀自、仏御前の四尼と清盛の木像が祀られています。
祇王21歳、祇女19歳、刀自45歳の三人、髪を