隠居制度がないので大変だ

 身体が不調になって感じるのは色々あるが、そのうちでも死ぬまで引き継いできた資産が自分名義であり、それを動かせるのは自分しかいないということで高齢になるほど問題は深刻になる。戦前なら、70歳も過ぎれば次代の息子に家督相続して隠居することが出来た。
 親が高齢になれば子供も盛りを過ぎていくので。今の世の中では親が長生きするほど次の対応は難しくなる。例えば自分の預金から20万円以上引き出すことは本人が窓口に行かないと出来ない。日常生活ではそれでもいいが、資産組み換えで土地の売買や建物の建設や資金の借り入れなどは次第に難しくなるのが現実です。
 こうして考える