「リラ冷えの街」はいま「コロナ冷え」・・2021年5月28日


私たちの身近にある「花木、草花」は、多少の気象変動があったとしても、季節が来れば間違いなくきれいに花を咲かせてくれます。

いま北の地には「ライラック」の花が咲き誇って、その匂いとともに人々を楽しませようとしています・・・、昨年の今頃も「リラ冷えの街はいま」・・・というような題でここに書いたように記憶しています。

作家の故渡辺淳一が「リラ冷えの街」という小説を発表し、作家としての名声と怪しげなロマンの香りがする札幌の街の名を挙げてくれました。
「リラ冷え」とは、ライラックが咲いて暖かくなりそうなこの季節に、どうかすると冷たい北風が吹いて、霧が下りたり