徳川昭武(アキタケ)を知っていますか?

徳川慶喜は第15代、江戸幕府最後の将軍ですが、昭武は彼の異母弟で、慶喜が水戸藩主から将軍に転じ、1867年のパリ万博の時には僅か13歳で渋沢栄一等を率いて将軍名代として派遣されました。然し、帰国した時には明治維新で幕府は消滅、水戸藩もなくなっていました。そこで、パリに留学し、帰国後、29歳!で隠居して江戸川を越して東京や富士山を望む現在の千葉県松戸市の戸定ケ丘(トジョウガオカ)に2000坪を超す土地を取得して、邸宅と庭園を構えました。

現在、その邸宅と庭園の一部が戸定が丘歴史公園として一般公開されています。邸宅は国の重要文化財に指定されていますが、