銭湯

(杉浦日向子「食・道・楽」・・「いろんなカタチ」 新潮社より)

私(杉浦日向子)は、銭湯が大好き。道を歩いていて「湯」の看板見つけるとつい、吸い込まれてしまう。仕事の途中だろうが時間の余裕さえあれば、ひと風呂浴びる。タオル一本で気軽に飛び込めるのがいい

シャレた喫茶店で一服する程度のお金でリラックス出来て、健康的に過ごせる場所なんてそんなに無いし(観光地の「温泉」みたいに、遠くに行かなくとも)近所の銭湯なら、暮らしの中のホンのひと時、それこそ(湯気に包まれてる間に)心身をデトックス出来て、「極楽に一番近い」時間を過ごせるなんて・・ また

湯船に浸か