「木靴の樹」監督:エルマンノ・オルミ 1978年 イタリア

19世紀末 イタリアの農村の人々の生活を描いています。

題名は村に生えている木を切り倒して、幼い子供の木靴を作ることを表しています。
ハラハラドキドキする事は何も起きません。
しかし、逆も言えて、全編が様々な出来事で構成されています。

私達の日常は何時も小さいけれど様々な出来事が起こり、驚き、笑い、悲しみ、様々な影響を私達に残し、時間が過ぎていく、そんな日常を描いているのです。

この映画の中には、生活の全てが描かれています。
人々の生活を描くことに注力されていて、出来上がった映像は時代も距離も遠く離れた私達に共感をもたらします。

映画の、リアリズ