お盆に思う

お盆にはご先祖様が、帰っている。
ついでに、豚児も一人帰省した。

俳句の先生も数日前に亡くなられたが、身近な人、年齢の近い人が亡くなる。
これが加齢だ。

もう少しすると、この世の友よりも、あの世の友の方が多くなる。
叔父上たちでは顕著である。
二人がいるだけだ。
その他は、全て泉下の人である。

母の実家は長寿の家系である。
弟に言わすと「気楽な家族」だそうだ。
祖父は87歳、祖母は98歳まで、元気に生きた。

祖母などは、朝飯に来ないので「ご飯だよ」と、叔母が部屋に入ると、枕もそのままで死んでいた。
庭には鍬と鎌が準備してあった、と言う。
晩年には