八月(2)五木寛之「風の王国」

五木寛之の「風の王国」を読んだ。初めて読んだ。多分文庫本では文字が小さいだろうと思い、図書館で借りた。昭和60年(1985年)1月25日印刷、昭和60年(1985年)1月30日発行、発行所新潮社、定価1,300円、上下巻ではなく1冊である。もっと長編かなと思ったが1冊にまとめている。発表誌は「小説新潮」昭和59年7月号から9月号である。従って第一部から第三部までの構成になっている

あとがきに、この小説は、作者の見聞と想像にもとづく創作であり、実際のいかなる団体や人物とも関係がありません。なお執筆にあたって参考にさせていただき、多くの啓発と暗示を得た文献