「不動性萎縮」という生理学に学ぶ

たとえば、長く座ってばかりいると,座っているのに必要な程度に心臓が萎縮するし、また、臥せってばかりいると心臓もその機能が弱まるという。

心臓の機能が弱まれば手足への血液の循環も悪くなり、手足は衰え運動も働くことも億劫になり、全身がいよいよ衰弱するのみならず、心臓が悪くなると人体の脳への血液が不完全になるから、頭の働きが鈍り、いわゆる血の巡りが悪い人になる・・・。

また、脳髄自身の働きからいっても、使わなければ面倒になるのであって、肉体、精神共に使わなければ頭も体も悪くなるといことです。

人間の各器官はこれを使わなければ、萎縮するといういわゆる「不動