思い出の古い本 ②

昨夜来の雨がこやみなく続いています。こんな日は手仕事か読書かと…

と言うわけで念願の川端康成の「翼の抒情歌」読み終えました。
前の日記でこの本を探してる旨書きましたら親切に川端康成全集第十九巻の中にあると教えて下さる方がいて図書館で借りてきました。我が町の図書館には無くて隣町の図書館から取り寄せてくれました。

読み始めて数ページもたたないうちに疑問が生じてきました。この流れるような美しい言葉の数々や読みにくい旧仮名遣い等、父に隠れて読んだ当時の小学生だった私が理解してたのかしらん…と言うことでした。

主人公は多感な女学生綾子、著者の言葉を借りれば『