いよいよ風格の出てきた志の輔

森ノ宮のピロティホールが1年半改装で閉まっていたのだが、この9月に再開館し、そのこけら落とし公演として立川志の輔が落語会を行ったので、その初日に行ってきた。

演目は、創作落語の「親の顔」と古典落語の「ねずみ」で、両方ともYoutubeで聴いていてよく知っている噺だったが、しかし実際に高座を見ると、当然のことながら語っていない間の動きなどにも意味が込められており、それらがわかってとても面白かった。

そして最後は、こけら落とし公演の初日ということで、志の輔の発声で観客全員で三本締めをしたのだが、何だか正月のようで、(確か文楽の正月公演でも、最後に人形が出