心から心配してくれる奴ら。

台風の時、マンションでの仕事が遅くなって雨風強いなか、チャリンコで、雨ガッパ姿で池上総合病院に着いた僕を待っていた女がいた。

看護師を統括する立場にある○代
○里。

此奴泣いていた。

「この台風で鳥居さんが、無事に来れるか心配していました。鳥居さんが最後です。よかった」

○保○穂結婚歴なし。45歳位。
食事は、チンで作ってます。

僕も大体、冷凍品をチンしてる。

私は電子レンジを使って料理を作ってますよ。

看護師と患者の間でなければ
鳥居さんちに行って教えてあげるのに。

思わず言いそうになった。アパート解約して、うちで一緒に暮らさないか。