連載:続々・大相撲

大相撲秋場所総評(1599)

 昨9月26日が大相撲秋場所の千秋楽だった。wakohは毎日必ずずっと観ていたわけではないけれど、何しろ1938年以来の大相撲ファンだから、結局相当の時間を残り少ない人生と言うのに、またまた割いてしまった。
 ごく簡単に、wakohなりの総評と言うか、感想などを書き留めておこうか。

 何と言っても、今場所の中心は新横綱照ノ富士だった。序盤戦の圧倒的強さ、膝の故障を抱えるからか、疲れがたまったのか、中盤戦以降は、勝つのにもある程度苦労するようにはなった。だが、終わってみれば、見事13勝2敗で優勝。ある新聞などは「不動の極み」と讃えた。「次の一番に集中」を