私のささやかな読書

俵万智さんの、『小さな言葉』を読みました。
ご自分のお子さまの日々の成長の過程を、主に言語の発達や行動力の変化の面から見つめ記録しておられます。
さすがに、言葉を駆使するお仕事に関わっておられる方の 文章らしい、我が子への愛情の深さと細やかさを的確で豊富な語彙で綴られています。
私が手にしたのは、岩波現代文庫を底本にした、大活字本
ですが、これは孫育てで子どもを預かることの多い、じいじ や ばあば に読んで欲しいからだろうと思いましたけれど、
むしろ、この本は子育てに悩む若いお母さんや外で働くのに忙しくて子どもの世話は奥方任せの若い父親にこそ読んで欲しい