2本の電話 その2

2本目の電話はその翌日。
大学時代の部の2年上の主将だった先輩から。「次の土曜空いているか?ちょっと半日付き合え」との事。朝予定があると新宿某ホテルに午前11時半に来いとの指示。御忍、と了解の返事をするしかないでしょう。
当日、ほぼ毎日通勤している通りからちょっと先へ足を延ばし、指示された時間の10分前にホテルに行くと、ロビーには既に電話を掛けてきた先輩の姿が。駆け寄り挨拶もそこそこにカフェに連れていかれた。そこにはOB会長の姿が。座ってコーヒーを飲みながら何の話かと思ったら、「じゃあ、行くか」とOB会長。車寄せで待っていた某○クサスの高級セダンの新型。