ネット操作で暗躍する自民党

いわゆる安倍政権時に話題になったネトウヨの正体が明らかになった。

これまで、野党批判を繰り返すネットメディアの背後に、自民党の「影」がチラついたことが何度かあった。例えば、19年参院選前に改選を迎えた共産党女性議員のデマを流したネットメディア「政治知新」の運営者だ。安倍元首相主催の「桜を見る会」に招待され、自民党神奈川県議を兄に持つ人物だった。

 同じ参院選の前には、自民党本部が野党批判を展開した「テラスプレス」なる正体不明のニュースサイトを基にした“トンデモ冊子”を、所属議員に配布していた。

 ネットを使った世論操作はまるで自民党の“常套手段”。