東京の友人の知り合いが風俗ライターを生業にしている。
彼は興味のある性風俗には果敢に取材をかける。
群馬県のとある町で、電柱の張り紙が目に留まった。
「ドライブスルー風俗 30分3000円」
まず、聞き慣れないドライブスルー風俗という名称とその破格な値段に興味を惹かれた。
張り紙に書かれていたケータイに電話を入れた。
「今、どちらにいますか?」
電話口に出てきたのは女性だった。
今いる場所を伝えると、とある住所を指定された。着いてからもう1回電話した。
「5分でお伺いします」
現れたのは30代後半。容姿は小奇麗だった。
風俗ライター