「赤木事件」国側が示した文書と同様の内容だった。

 これまで人事院が開示した行政文書は大部分が黒塗りだったが、赤木雅子さんからの不服申し立てや情報公開・個人情報保護審査会の答申を踏まえ、同院が10月29日付で決定を取り消していた。文書は数カ所を除き全てが開示された。
 文書では、「上級官庁との連絡調整、指示事項への対応業務」で負担が増加したと指摘。改ざんをめぐる国家賠償請求訴訟で、既に国側が示した文書と同様の内容だった。
 大阪市内で記者会見した雅子さんは「よく真っ黒で今までごまかしていたなとは思うが、出てきたことは前向きに捉えたい」と話した。(コピーです)

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