京都府立植物園 フウとイチョウ

マンサク科のフウは中国中南部・台湾原産の洛葉高木で、日本には大正時代に中国から渡来しました。葉はモミジのような形で(5裂?7裂)大型の葉です。比較的暖かい関東以南で、街路樹や公園樹として植えられています。晩秋には紅紫色に色づき、美しく咲きます。イチョウはモミジと並ぶほど素敵で名所もたくさんあり、神社などの御神木としても植えられています。イチョウは漢字で「銀杏」「公孫樹」「鴨脚樹」と書き、全て「イチョウ」と読みます。「公孫樹」は、種をまいてから実が成るまで、孫の代までかかるという意味があります。和名であるイチョウの名前の由来は、中国名の一つの「鴨脚(ヤーチ