「紅葉や花々を見てる間に社会ではいろいろな事があった」

自分のことを書いて恐縮ですが、私共は東京オリンピックの1964年に都下小金井市に質素な家を作り住みつきました。もう57年になります。この家が終の棲家となりそうです。

小金井に来てから四季折々紅葉や花々を見ながら家族や友人たちと楽しく暮してきました。

春は花見、夏にはクワガタやカブトムシ探し、秋には月見の茶会、冬には雪合戦や雪ダルマ造りなどなど。

特に晩秋になると都立小金井公園の樹木の紅葉を眺めて来ました。
広い公園にある樹々が紅葉し、葉が散り始める光景には寂寥感が感じられるものです。緑豊かだった夏が去り寒々とした風が落ち葉を巻き上げています。