恵方町の縁起巻

名古屋市昭和区の恵方町は、縁起の良い場所で近くに神に奉納する器をつくっていた御器所があります。
むかし空から猿、鹿、鬼の神が、それぞれ猿投、宝飯一宮、足助に舞い降りました。三神は、食べ物を持ち寄り器に盛り付けました。山の幸、里の幸、海の幸で調理した食べ物は、縁起巻と呼ばれて恵方の町で食べられていました。それが各年の年神様の方位を祀る恵方に向かって食べると家内安全になるという逸話が生まれ、関西に伝わっていき、恵方巻と呼ばれるようになりました。
恵方町は恵方の町なので、節分だけでなく、年中縁起巻を食べます。
恵方町では、節分で鬼退治する豆まきではなく、鬼、猿