日日是好日・にちにちこれこうじつ

 
  ~~ 読書感想 ~~

日日是好日 「お茶」が教えてくれた15のしあわせ
   森下典子  評価 ☆☆☆☆☆

お茶を習い始めて二十五年。
就職につまずき、いつも不安で自分の居場所を
探し続けた日々。
失恋、父の死という悲しみのなかで、
気がつけば、そばに「お茶」があった。
がんじがらめの決まりごとの向こうに、
やがて見えてきた自由。
「ここにいるだけでよい」という心の安息。
雨が匂う、雨の一粒一粒が聴こえる…
季節を五感で味わう歓びとともに、
「いま、生きている!」その感動を鮮やかに綴る。


大学生だった著者の森下典子さんが、
週一回のお茶の