病院の帰り道

月の輝き

師走の通院日。
相変わらずウィルスが脅威を振るう日々。
寒さも加わり、自室はエアコンもなく、我慢を強いられる。

前の日、準備をととのえ、導尿の必要品をバッグに入れた。
多少不便でも、これがないと寿命が持たない。

遠出には、多目的トイレの確保が必須であり、出来るだけ調査しておく。

通院は何年にも及び、しかも、さらに新たな疾患が加わった。
それが、結果、導尿で、否応なしにする羽目になった。
結局、強制的に膀胱から尿を排泄しなければならない。
めんどくささはあるが、仕方ない。

電車とバスを乗り継ぎ、総合病院に行った帰り、ウロチョロ目線を動か