1974年3月 (47年前のアーカイブスです)
当時 積雪期登攀の機を伺うべく 谷川通いが続いた
谷川岳指導センターは 機を伺う猛者達の恰好な待機所であり
必ず 何時も何人かが居たことを思い出します
この日は土合に鈍行列車で到着後 西黒尾根をトップでヘッドランプ頼りに登りだした
森林限界を抜けて氷河跡辺りまで登ってくると 後ろから追いついてくる方がいた
この時点まで膝まで埋まるラッセルでトップ引きしてたので バテバテだったが
追いつかれて “ご苦労様”と声を掛けられ “変わりましょう”と快くトップを交代してくれた
これが 細貝栄氏との出会
連載:登山