T・K生さん、死去

世界中で学生運動が激しくなり、日本でも全共闘運動、ベトナム反戦運動が大きくなるなか、日本と韓国との条約が戦争責任をきちっと解決しないで、時の政府、政権でその時の日本政府に都合のいいように結ばれようと、日韓条約反対の運動も激しくなっていました。そのころ、韓国は軍事独裁国家で、韓国学生を先頭に民主化闘争が激しい弾圧のもと続けられていました。拷問、獄死に闘っていた学生を守り、その状況を岩波の「世界」に寄稿していた「韓国からの通信」のT・K生さんが、この元日1月1日に亡くなられた報道。
ぼくは、まだ20代前半で労働運動をしていたころ、日韓の歴史とその状況を勉強し