「グロース株からバリュー株へのシフト」の先は ?

(日本経済新聞「ウォール街ラウンドアップ」・・NY・田口良成「止まらぬバリュー株買い」’22年1/14 夕刊より)

年初からのナスダック指数下落の主な要因は、「グロース株(成長株)からバリュー株(割安株、金利敏感株)へのシフト」とみられているが、この動きが着地する気配は今のところない。直近の1/14日のナスダック市場でも、PERが割高なハイテク株が売られ、金融やエネルギー関連のバリュー株が堅調だった。現在から少し前の

‘20年11月から始まったバリュー株相場は強烈だった。その背景は、ファイザー開発のコロナワクチンのお陰で「経済活動再開」の期待感が高ま