気の毒な東大前刺傷事件被害者・加害者も哀れ

 大学入学共通テストを受けに行って、上野の東大前でナイフで刺された2人の高校生は気の毒だ。当日は受験出来なかっただろうし、津波による交通マヒで受験できなかった人たちと同様に後日テストは受けられるのだろうけど、ショックで実力を発揮できないだろう。発揮できたら幸いだが、発揮できずに人生を狂わされるかもしれない。

 また、最初に刺された70代の男性も気の毒だ。

 そして、犯人の家族が気の毒だ。週刊誌記者たちが「これは金儲けのチャンスだ!」と面白おかしく書き立てるだろうし、無責任なやじ馬が騒ぎ立てる。 「加害者家族」という本があったが、犯人は警察留置所や刑務