悲しい事を思い出してしまいました!

MFさんの日記にコメントしていて古い記憶が蘇える。
幼い頃の父は単身赴任で年に2~3回しか帰って来ない。
母には生活費が送られて来るがギリギリ最低限のお金だけ。
幼い子供3人を抱えて母はさぞ大変だっただろうと思う。
そんなある日学校から帰ると母がシクシク泣いている。

どうしたのか心配になって訳を聞くとこんなことを言う。
 「大切な嫁入り道具の着物を流されてしまった!」
タンスにあった大切な着物を質屋に預け当座の足しにした。
しかし約束の日になって(かどうかは分からないが)驚く。
流された物はもう取り返しは付かないと泣いていたのだった。

父は私が中学の